多種多様なシノケンの事業

中心は不動産投資

シノケンは、CM等でも放送されているようにアパート経営やワンルームマンションの経営といった不動産投資を行なっているイメージがあるのではないでしょうか。創業以来、メインで行っている事業で、業務を子会社に譲渡し、大きなグループ企業となった現在でも中核となっている事業です。

しかし、他にもさまざまな事業も行っており、不動産投資だけというわけでもありません。不動産投資を含む不動産に関する業務に関しては、近年海外へ拠点を作り、シンガポールや中国、インドネシアなどにも進出していますが、エネルギー事業やライフケア事業も行っているのです。エネルギー事業は不動産に関連する事業でもありますが、ライフケア事業は近年になって始めた新しい取り組みといってもよさそうです。

デイサービスを行うアップルケア

ライフケア事業にもいろいろな内容がありますが、居宅介護支援や訪問介護、デイサービスを行う子会社がシノケンにもあるのです。

株式会社アップルケアは東京と福岡にそれぞれサービスセンターとケアプランセンターがあります。2013年に東京都板橋区で創業した会社です。2016年にシノケンウェルネスが株式を取得したことで完全子会社となっています。

訪問介護事業に関しては身体支援、生活援助等が行われています。商売の手伝いや、ペットの世話、また、掃除や大型の家具の移動といったことは生活の援助には含まれないということなので、生活援助がどのようなことが含まれるかは、直接問い合わせを行うのがよいかもしれません。

居宅介護に関しては、相談から始まり、分析、ケアプランの作成といったように、相談者としっかりと打ち合わせを行いサービスを行うようになるようです。サービス後のモニタリングも大切で、計画の実施状況や問題点など、継続的にチェックが行われ、プランの見直し等も行われるようです。

認知症にも対応したグループホーム

ライフケアのもうひとつのグループ企業が株式会社フレンドです。こちらは、東京、大阪、福岡でグループホームを運営しているシノケンウェルネスの子会社です。

大人数を収容するものではなく、少人数の認知症高齢者を受け入れ、スタッフと共同生活をしているようです。受け入れが少人数ということで、一人一人にしっかりとしたサポートが提供できているのではないでしょうか。大人数になってしまうと、どうしてもサポートが行き届きにくいといったデメリットもありますが、その点は安心して依頼することができます。
2000年に有限会社フレンドとして創業した会社で、2015年にシノケンウェルネスが株式を取得し、シノケングループの完全子会社となりました。